花火の写真 デジタル一眼での撮り方を紹介します。要点さえ押さえればとっても簡単です!
まず必要な物を紹介します。
- デジタル一眼レフ+レンズ
- 三脚
- レリーズ・リモコン
レンズは出来れば広角レンズが良いです。広角で撮って余計なものが写ったらトリミングしましょう。三脚は3,000~4,000円程度で十分です。三脚はピンキリなので上を見たらきりがないです。バルブモードで撮るので、レリーズやリモコンスイッチがあった方が良いです。
花火の写真 デジタル一眼の設定・準備
設定ダイヤルはバルブ(B)に合わせます。
バルブ(B)が無い場合、マニュアル(M)で、シャッタースピードをシャッターボタンを押してる間開く設定にしましょう。詳しくは説明書をご覧ください。
絞り・ISO感度は、それぞれ絞り F11・感度 ISO100 固定でOKです。
ピントはMFモードにして∞(無限)に合わせて、レリーズリモコンを付けて、三脚に固定すれば準備完了です。あとは現場で上向きにセットすれば、ひたすら撮るだけです。
花火の写真 デジタル一眼での撮り方のコツ
コツは1つだけ、、、『ただただ色んな長さでシャッターを切りまくる!』これだけです。
これの場合、ちょっとシャッターが長すぎですね。下の小さい連発花火が重なり過ぎておかしいです。5、6秒でシャッターを切り、F9じゃなくてF11にしておけば良かったと思います。
シャッター速度 | 8.28秒 | 焦点距離 | 15mm |
絞り数値 | F9 | 露出補正 | 0 |
ISO感度 | ISO100 | フラッシュ | 発光禁止 |
花火は1つずつ光り方が違うし、どれくらい連発されるかで写り方が全然違います。背景に何を入れるか、空の明るさでも変わります。これは撮ってプレビューを見ながら感覚でつかむしかありません。
基本的にはシャッタースピードの長さで調節します。絞り・ISO感度を触ってるとシャッタースピードの感覚が変わるので、最初は兎に角シャッタースピードで調整しましょう。
花火の写真 デジタル一眼ならRAWで撮ろう!
デジタル一眼なら、JPEGではなくRAWで撮る設定も出来ると思います。
私も普段はJPEGなんですが、花火とか極端な逆光、星の写真などはRAWとJPEG両方同時に保存される設定で撮ってます。RAWで撮ると後でキレイに補正できます。
シャッター速度 | 3.32秒 | 焦点距離 | 31mm |
絞り数値 | F10 | 露出補正 | 0 |
ISO感度 | ISO200 | フラッシュ | 発光禁止 |
どちらも同じ設定で撮ってるんですが、後者はPhotoshopで補正して、RAWからJPEGに現像しました。調整した項目は↓写真右側の部分を参照してください。
もわっと花火の煙に反射した光を減らして、空の黒をより黒く調整しました。こればっかりは好みですが、私はRAW現像した方が好きです。
JPEGとRAWでは納まってる情報量が違うので、調整できる幅が全然違います。
年に何度も無い花火を撮影するチャンスですから、RAWで撮って残しましょう。あとで好きなように補正できます。
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